体重が気になる人。これからダイエットをはじめようと思っている人。ダイエット中の人。体重計に乗るタイミングを決めているだろうか?
朝目覚めたときだろうか?
寝る前だろうか?
運動後だろうか?
痩せるためには正確な体重を知りたい。いったいどのタイミングで体重計に乗ると自分の体重を正確に測定することができるのだろうか?
正確な体重を計るタイミングはいつ?
思い立った時に体重計に乗る。「痩せた!」。そして思い立った時に再び体重計に乗る。「今度は太った…」。
果たしてこれで正しいダイエットができるのだろうか?体重は微妙に増減をしている。エネルギーを消費したり、排泄物・尿を体外へ排出するだけで体重の数字は変わっていく。体重は正確に測りながらダイエットに活かしたいところだ。
正確に体重を測れる時間
1日の内に正確な体重を量る時間は「朝起きた時」だと言われている。
朝起きたときに寝ぼけながらでも体重計に乗ったほうがよいのには理由がある。もちろん寝ぼけていると数字を読み間違う恐れがある。少しは目を覚ましてから体重計に乗ることが重要だ。
朝に計ることが望ましい理由は、物を食べる前で尚且つ運動が開始される前だから。
目覚めたときに計ることで正確な重量がわかる。物を食べたり運動をすることで摂取と消費がせめぎ合うのだがこのときに体重が増減しやすい。それを回避できるのが目覚めた朝なのだ。
正確に体重を測れる曜日
時間はわかった。実は曜日でも正しい体重を測ることができることを知っているだろうか?体重を正確に量る週曜日がある。
フィンランドのタンペレ工科大学の最新の研究により、正しい体重が量れる曜日が判明したのだが、体重を正しく量れるのは水曜日になる。調査は肥満の大人40人を対象に行われた。そして1年間にわたり対象者の体重を記録。
では、なぜ7日間「月・火・水・木・木・土・日」あるうちで「水曜日」が最も体重を量る曜日に適しているのだろうか?
その理由は、一般的に人は平日よりも週末の方が食べる量が多いからだ。振り返ってみて欲しい。
- 「月曜日がはじまる…学校・仕事がはじまる…憂鬱だ」
- 「まだ火曜日だ。体力を残さないと」
- 「やっと水曜日。半ばだ」
- 「木曜日あと1日乗り越える!」
- 「ようやく金曜日!帰りにちょっと羽目を外そう」
- 「土曜日はおもいっきり楽しむ!」
- 「明日のために日曜日はゆっくり身体を休ませよう」
こうなる人が多いのではないだろうか?もちろんすべての人に当てはまるわけではない。学校や会社に好きな人がいるなら毎日のように会いたいだろう。アンパンマンは曜日関係なしに「助けて」の声が聞こえたら飛んでいく。
しかしパターン的には上記が多いはずだ。
週のはじめは一週間分の体力を無意識にコントロールする。次の休みの日まで無駄なエネルギーの消費を控える人も少なくない。
週の後半はもうすぐ休みになるという思いから、多少無理なエネルギーを使いがちだ。週末にかけて食の量が増える人もいる。
つまり、体力を温存する期間と体力を解放する期間、その中間が最も体重を計る曜日に適しているということ。
水曜日だ。
週の半ば、つまり「水曜日」に体重計に乗ると最も正確な体重が測れることがわかった。金曜日の夜は、飲み会などで多く食べる人がいる。土曜日に体重計に乗ると増加してしまうことになる。この場合は1週間のうちで最も太ったタイミングで測定しているのだ。
研究でエリナ・ヘランダー氏は、「しょっちゅう体重を測る人ほど体重が減りやすいのですが、週に一度だけ体重を測るなら最も正確な数値を知るために水曜日にしてください。」としている。
正しく体重を測るやり方
正しく体重を測ることができる「時間」と「曜日」がわかった。このことから考えると、体内の水分量・溜まっている便尿・食事の量などから、朝起き、食事前にトイレにいった直後のタイミングがベストになる。
- 水曜日
- 朝
- 食事前
- トイレ直後
1週間のうち、水曜日に体重計に乗るようにしてダイエットの参考にしてみるとよい。
まとめ 朝・週の中間である水曜日に測る
正確な体重がわかるとダイエットに活かしやすくなる。また、モチベーションがあがりやすい。毎週水曜日の朝に体重を量ることで自分の体重を管理しやすくなる。