遥か昔、人類の祖先は海で暮らすことを辞めた。海には多くの敵がいたからだ。この中にいるとすぐに食べられてしまう。
A
「海ってやばくね?すぐに食べられね?」
B
「マジやべーよ…。小さい俺らなんて瞬殺やんけ…」
A/B
「そうだ。陸に行こう!」
そして人類の遥か昔の祖先は陸へと生活拠点を変え、哺乳類へと進化をしていった。しかし人類は再び水の中に戻ることもある。
レクリエーションとして。
海やプールで楽しむことを覚えた人々は、その中で痩せる効果があることに気づく。それは、年々身体の衰えと共にメタボ体型になる人ほど、よく感じていた。
幼い頃は良い。学校の体育や部活等、動き回る行事が次々とやってくる。必然的に筋肉を動かし、大量の消費エネルギーを生んでいる。太りにくい環境だ。
しかし大人は違う。あまり動かない。
運動をやるぞー!おー!
このように意気込まなければ運動もしない。すぐにお菓子も食べることができる環境だ。子供に比べて大人は太りやすいのだ。脂肪が次々と襲ってくる。ゾンビのように消しては増え、消しては増える。
太った身体は二足歩行を始めた人類にとってはもはや凶器である。歩く度に足の関節へ負担が重くのしかかる。
勘弁してほしい…。
これでは運動をしてもすぐに疲れてしまうのは当然である。しかしこのままではマズイ。関節に負担がかからずに痩せることができる方法、体重を落とすことが出来る方法はないのだろうか?
ある。プールだ。
水中ウォーキングで痩せるダイエットの方法
人が痩せるためには何が必要なのか?
基礎代謝だ。
基礎代謝の意味を知っているだろうか?例えば寝るとする。目が覚めると寝汗をかく。要するにこれだ。何もしていない状態でエネルギーが消費される代謝を指している。
想像してほしい。
何もしていないのに痩せる自分の姿を。最高ではないだろうか?ダイエットをはじめると辛い期間を過ごすことになる。しかし、基礎代謝が高ければ、その負担も少なくなる。代謝の能力が高ければ、痩せる効果がその分高くなるのだから。
最高ではないだろうか?
ダイエットで「基礎代謝」を高めることが重要だということはわかったと思うのだが、知りたいのは、どのようにしたら基礎代謝が上がるのか?ということ。
基礎代謝を上げるには筋肉を付ける。
運動をすることにより筋肉が付く。筋肉は脂肪をガンガン燃やしてくれる有難い組織である。その筋肉の量が増えるということは当然、脂肪を燃やす能力も高まるということ。基礎代謝が上がり、太りにくい体質を手に入れることができるわけだ。
最高だ。
A
「わーい!わたし筋肉がついたの!腹筋も割れたよ!」
B
「すごいね!体重計にのってみて♪見た目もスッキリしてるし期待期待♪」
A
「え~と、え!?」
B
「どうして!?体重が増えてるじゃん!どういうこと!?」
A
「なんで!!!!?」
慌てふためくそこの芸能人に憧れて腹筋を割った少女達よ、落ち着いてほしい。
それはダイエットが成功をしている証拠である。筋肉が付くと一時的に体重が増える。これは脂肪より筋肉が重いためだ。
水の中に入ると、太っている人はプカプカと浮かぶのに、ゴリマッチョの人は転覆しながら沈んでいくのもこのためだ。筋肉は重い。
ダイエットの目的は何なのか?
体重を落とすことが最終目標なの?
本来は他人から見て綺麗に見られることではないだろうか?「可愛くなったね!」「綺麗になったね!」「なんだかスリムになってかっこよくなったよ!」そう言われたいのではないだろうか?
筋肉をつけること、運動を続けることで引き締まったスリムな身体にすることができる。水中でウォーキングを行うことでそれが効率的に可能となる。
水中でおこなう運動の効果
A
運動なら陸でもできるじゃん!陸のほうが簡単じゃん!
人類の祖先は、多すぎる海の敵から逃れるために陸へ上がった。そして陸上で生きるために様々な進化をして今の形がある。最初は単細胞、そして魚みたいな生き物から、陸を求め四足歩行の爬虫類のような形になり、猿になり、二足歩行を手にいれ人へ。
長きに渡る陸上の生活を過ごすために進化した人類は当然、陸上で運動をしたほうが簡単なのは当たり前の話である。
逆転の発想だ。
人は再び水の中へ行く。つまり、陸の生活に慣れた身体を水の中で動かすと、どうのようになるのだろう?
動きづらい。半端なく身体が重い。
水中の運動は陸上の運動に比べて、「脂肪燃焼・筋力アップ・エネルギー消費」などの効果が高くなる。
ダイエットに最適な環境が水の中にはある。その正体は「水圧」だ。腕を前に出すだけでも水圧が襲い、まともに上げることすらできない。左右に小刻みに揺れながら腕が上にあがる。
これが水圧だ。
この「圧」を考えると、現在海の中で暮らす生き物がどれほどの高い能力やパワーをもっているのか理解ができるはずだ。人の祖先は海の弱肉強食から逃げたが、現在の海にいる生き物は逃げなかった。過酷な弱肉強食の環境下で生き延びた優秀な生物が海で生きている。
深い話である。
ちなみに、クジラは一度陸にあがったのだが、あまりに身体が大きすぎて神様に怒られた。それもそのはずだ。陸の木々を踏み倒す。陸の生物を食べまくる。クジラは再び海の中へ帰って行った。その名残である「足」が現在の鯨にも付いているそうな。
しかしそんな話はどうでも良い。ダイエットの話である。
水の中で腕を上げるときにも、陸上以上の筋肉が使われている。つまり、陸上よりも水中でウォーキングをすると全身の筋肉が刺激され、ダイエットの効果が非常に高まるというわけだ。
関節にも優しい水の世界
それだけではない。
陸上で太った体重を支えるのは大変だ。関節が悲鳴をあげている。足元から何か聞こえたことはないだろうか?
足の関節君
「助けてぇ…おもいよ…ミシミシいってるよ…」
もはやホラーである。
陸での運動は体重により関節に負担がかかるのだが、その反面、水中では浮力が生じるため関節の負担を和らげることができる。水の浮力によって身体にかかる負担が少ないことから、水中の運動はリハビリにも活用されているのだ。
水中ウォーキングは水中の浮力により、足腰の負担を軽減することが可能。
さらに、水の温度は体温よりも低い。温水プールだとしても温泉のような高温プールはないはずだ。つまり、人の身体が体温を低下させないように身体の中で熱を発生させる。
代謝を自動的に上げるため、水の中で例え運動しなくても、水中で多くのカロリーを消費する効果も得ることができる。ただ、プールで動かずにジーとしておくのは周囲の目が気になる。「大丈夫かな?あの人?気分が悪いのかな?」なんて思われても仕方がない。
A
「え?いえ、止まってるけどダイエットしてるの」
なんて言うわけにもいかない。
運動の相乗効果を狙う意味でも、プールではウオーキングがベストな選択となる。
ポイント!
水中ウォーキングダイエットのポイントは簡単だ。
- 姿勢を正しくする
- 手を大きく振る
- 負荷を大きくしながら歩く
また、「後ろ向き」や「横向き」に歩いてみると、普段使わない筋肉が刺激されるため、筋肉が付きやすく、基礎代謝が上がりやすい。
まとめ 水中は身体の負荷が大きくなり痩せる効果が高くなる
水中は身体にかかる負荷が大きい分、思わぬ筋肉も付いてしまいやすい。女性にとって肩の筋肉は肩幅が大きく見えてしまうため、あまり好まない人が多いかもしれない。
痩せやすい水中ダイエットなのだが、全身鏡を用意するなどして調整をしながらダイエットに挑むと良い結果が出る。
尚、水の中には危険がいっぱいある。少しでも具合が悪くなった場合は、すぐに水から上がり、休憩を取るようにしよう。無理に続けて溺れてしまうと残念な結果になってしまう。テンションも下がる。モチベーションも下がる。良いことはない。無理をしないことが大切だ。
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